アーリーリタイアを目指すプログラマのブログ

アーリーリタイアを目指すプログラマのブログです。アーリーリタイアを目指すにあたって考えたことや調べたことを書いていきます。

CFDでの破産方法

CFDで長期運用するにあたり、CFDのリスクはどういうものがあるのかということを知っておく必要があるなと思ったので、CFDで破産する (あるいは資産が大きく毀損される) 方法を調べました。

順不同で適当に挙げていきます。他にもなにか思いついたら随時追記していきます。

なお、ここに書いてある内容は、GMOクリック証券株価指数CFDを前提としています。

損切りロスカットレートの調整が遅れてロスカットされた

ロスカットレートに達すると強制的に決済されます。ロスカットレートに達する=任意証拠金全額と必要証拠金の半分 (必要証拠金は建単価の10%でロスカット幅はおおよそ建単価の5%であることから) がなくなるので、大損です。

ロスカットレートに達するくらいになると、評価損を打ち消すために必要な追加入金額も莫大になるので、そうなるともう決済する以外は身動きが取れない状況になります。早めの損切りが必要です。

追証に気づけなかった

追証時価評価総額が必要証拠金額以下になったときに起こります。

https://www.click-sec.com/corp/guide/cfd/rule/#t07

時価評価総額 = 口座残高 + 評価損益

なので例えば、レバレッジ10倍 (拘束証拠金=必要証拠金になる) にして未拘束の残高が0の場合、取引時間終了時点で評価損益がマイナスになっていると、追証が発生します。

もう少し一般化すると、未拘束残高が0の場合、任意証拠金を使い果たして必要証拠金のゾーン (ロスカット幅のゾーン) に入ってくると、追証が発生します。

また、価格調整額によりロスカットレートが変わることで追証が起こることもありそうです。

よって、追証を避けるためには、各ポジションのロスカット幅+次回の価格調整額の分だけ未拘束状態で残しておく必要がありそうです。

追証を無視すると、全建玉が強制的に決済されるので、含み損の建玉を大量に持っていた場合は悲しいことになります。 いくらかの残高を未拘束状態で持っておけば避けられるとは思いますが、(主に仕様の解釈ミスで)追証が発生しないとは限らないので、常に追証の連絡には気を配っておかなければいけません。

売り建てしていて指数が倍になった

GMOクリック証券CFDの場合はレバレッジを1倍以下にはできません。

レバレッジを1倍にしていてロスカットされるためには、買い建ての場合は指数が-95%近くになる必要があり、これはほぼ起こらないと言っていいと思いますが、売り建ての場合は指数が2倍近く(約+95%) になると限界です。

2倍になるのは株価指数だと普通に起こるので(10年も放っておけばだいたい起こると思います)、売り建てを長期で持つと破産しやすいです。

スリッページ

急激な変動があると、指定した金額とはズレて決済されてしまうことがあるようです。 急激に下落あるいは上昇して一瞬でもとに戻ることがたまにあると思うのですが、そのようなときにスリップして思った額から大きくズレて損してしまうことがありそうです。

サーキットブレーカーが壊れていた

S&P500の先物は1日に5%の下落でサーキットブレーカーが発動するはずですが、サーキットブレーカーがあるからといってロスカットレートをそれベースに設定していると、なにかの拍子でサーキットブレーカーが動かなかったときに大損になります。

システムは往々にして壊れるものなので、「さすがにサーキットブレーカーが発動しないことはないでしょ」とは言えないです。

システムのバグ・考慮漏れ

バグは至るところに潜んでいるので、何が起こるかわかりません。 システムのバグによって自分に不利な状況になり、破産ということも起こり得ると思います。 明らかにおかしい場合はさすがになにか補填がかかるのではと思いますが、疑わしいくらいだと何もしてくれないかもしれません。

また、仕様の考慮漏れというのも往々にして起こります。

最近だと原油価格がマイナスになりましたが、GMOクリック証券CFDはマイナスを考慮していなかったようで、急遽限月を変えていました。 注文をそのままにしたまま限月を変えたようで、けっこうな損害が出た人もいるようです。

このように、予期していなかったエッジケースの対応でユーザーが損をしてしまうことがありそうです。

終わりに

この記事ではGMOクリック証券CFDでの破産方法について説明しました。

このようなことにならないように気をつけていきたいです。